AXL 『Like a Butler 体験版』 感想
安定したクオリティに定評のあるAXLの第5弾、『Like a Butler』です。
長谷川藍さんのシナリオ力は恋楯で証明済み。今作が当たれば確固たる地位を手に入れられるでしょうが・・・はたして。
では感想です。
掴み
体験版ではココが重要だと思うんです。続きがやりたくなるような導入でキャッチマイハート!みたいな。LaBはその辺しっかりしてますね。基本的にはOHPの「ストーリー」部分+キャラ紹介のような感じで最後にエロシーンの一部という流れ。主人公の置かれた状況から高額院へ行くはめになる一連の流れを丁寧に描いており、難しい表現を一切使わないことでテンポ良く進めることができます。
85000分の1の確率で合格ってのが妙に胡散臭いですが、そこがエロゲクオリティたる所、気にしたら負け。細かいところはさらっと水に流して楽しむのが吉。
キャラの魅力
AXLではお馴染みの声優である青山ゆかりと松田理沙は今作も健在。ゆかり嬢はお決まり(?)だとして、瑞穂が松田理沙なのは発表時に驚きましたね。でも体験版を終えてみるとそれほど違和感無かったなーという印象。ダークな台詞がMっ気をそそる・・・ゾクゾク。
一番目立ってたのは幼なじみの奏。ヒロインの中では唯一の庶民設定。最初ボイスが頭にキンキンきたけど、これも慣れですかね。終わってしまえば奏=有栖川みやびで洗脳されてしまっている自分。もう、しょうがないなあ・・・ぼすは。
更紗は体験版では登場シーンも少なく、激ツンっぷりを前面に押し出して今のところあまりいい印象がないですが、どこかで見たCGでカップラーメンをすするシーンがあったので、コテコテのお嬢様が庶民に染まる課程を楽しめるのではないかなーと思ってます。
個人的に一番プッシュしているのはアップルトン家のセーラ様。適度にアメリカナイズされた演技と言葉の訛り(かじゅきとかおち○ぽとか)がこう、脳髄をガツンと刺激してきてですね、ゲフンゲフン。あとセーラのフェラシーンは反則だろう・・・最後のセリフでおいちゃんの息子が(以下自主規制
サブ陣はいつも通り濃いですねー。盛り上げ役として十分すぎるほど。毎度漢キャラが凄まじい存在感で、何かトラブルを起こしてくれそうな、そんな感じ。って体験版の次点でアメリカンな執事は既に一騒動起こしてた、あうあう。