”ハッピー・ホリデーズ!” PULLTOP 「しろくまベルスターズ♪」 感想


もうすぐクリスマス!
PULLTOPの々々ラインと聞いて飛びつきました。ゆのはな、かにしのとプレイしてきた人にとっては待望だったんじゃないでしょうか。

多少ネタバレあり。以下格納。


冬を書かせたら

ライターは丸谷さんとJ・さいろーさんのゆのはなコンビ+てとてトライオンで活躍されていた御剣ヒロさん。体験版未プレイであらすじとかも仕入れずにやったから、こんな豪快なサンタとトナカイだとは思ってなくてけっこう驚いたw いやはや、もっとまったりした話になると勝手に思ってただけに、いい意味で裏切られました。
そして相変わらずの々々クオリティ。キャラ塗りが淡い感じでいいですね。サンタ一同見た目だけみるとホントにこどm…ゲフン、ええとても立派なレディーですよHAHAHA。あとクリスマスを題材にしてるだけあって、イルミネーションな光を使った背景は気合い入ってます。ルミナの輝き、星の輝き、キャラの輝き。流石ですね。

キャラルートいろいろ

個別ルートはななみ、りりか、硯、きららの順。きららさんは非サンタだから最初か最後に回そうと思ってて、結果的にもこれでよかったと思ってます。ライターさんの振り分けは何となくですが「ななみ・りりか」「硯」「きらら」で分かれてたような気がしました。多分、ななみとりりかがさいろーさんで、硯がヒロさん、きららが丸谷さんかなあ。通常の文体とエロシーンの表現が特徴的だったので。違ってるかもしれないのでライターさんのお話は話半分で。

各ルートそれぞれサンタとしての生き様だったり、過去のことを引きずってたりしてて、それに向かう冬馬くんとの成長物語、というイメージ。そこにサンタルートはしろくま町を自分たちのステージとして、対するきららルートはしろくま町とその住人たちをメインにしたように感じました。どうしてもゆのはなと比べたくなるけど、そういう意味ではきららルートが近いかな。みすずさんの強烈なオレキャラとクレイジーズ、そしてイブのシーンが印象的でした。ただ町としてのほわほわ度(?)はゆのはな町に軍配かなあ。モブキャラ多めで感情移入しにくかったのもあると思う。

サンタルートではななみで笑わせられて、りりかはエロシーンで発狂し、ピュアなすずりんの行動がいちいちツボに入りました、ええ(^ρ^) シーンとしては主にシジミさんとか、チョコレートボンボンとか、恋文とか、ミリリットルセンチトンセンチトンとか、上上下下(ry。 いやね、正直エロには一切期待してなかったんですよ。ところがどっこい、ななみんとりりかる☆きららがアレ過ぎてボイス全部聞いちゃうほどのめり込みましたね。自重しない淫語ゴイス。
そしてイブの本番、サンタとトナカイの見せ場。ニュータウンの真空地帯の解決法は多少強引ですが一体感と高揚感があってよかったと思います。ここで盛り上がらなければ、サンタとしていかんわけです(サー・アルフレット・キング談)。

あと、全ルートやるとわかるけど一部ルートで冬馬くんのキャラが結構変わってたり。トナカイ=楽天的で考えるより先に行動するっていう本能的なものが際立ってて、思考が子供っぽく見えたシーンもありました。が、基本的にはよくできた主人公。恋愛関連のことがわからなくて、不器用ながら勉強したり悩む姿は微笑ましかったです。

その他

プレイ時間。30時間ほどでした。共通ルートは短めで、4人攻略にしてはボリュームあるほうじゃないでしょうか。
音楽。挿入歌とエピローグのOP合唱verが素晴らしい。とりはだですよコケーコッコ(七面鳥だけに 暫くはヘビロテしそうです。
ああ、初回特典といえばゆのかにベルスターズ。30〜40分ほどのショートストーリーなんですが、いやもう過去作やってる人にとっては涙モノですよこれ。ゆのはと硯が同画面に出てニタニタしたりですね…ええ、懐かしさ大爆発。それはそうと(ry

クリスマスは爆発しません!!

今年から通常通りクリスマスやりますよ皆さん!ちゃんと靴下用意して正座待機してましょう。
ではまたまた合い言葉を…

ハッピー・ホリデーズ!

うまくまとまりませんがこの辺で。